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  • 執筆者の写真かつのようこ

痛々しい姿…

夏休みやらなんやらで、前回から期間があいてしまいました。。。

コアジサシの季節が終わり、シギチドリたちの渡りシーズン真っ最中ですね。

しかしながら、博多湾の様子は厳しい状況です。


先週末、メンバーと一緒に東区方面の砂浜を一通り調査しに行きましたが、なんとシギチの姿はゼロ。

まさか全く見られないとは、思ってもいませんでした。


昨日、Hさんたちが再度調査にいった際はトウネンが31個体確認されたそうなんですが、そのうち1羽は右脚を欠損した成鳥だったらしく。。。






片足で必死に採餌しようとするものの、やはり片足ではバランスがとりずらいためか、翼を広げて態勢を整えねばならないようだったそうです。

そんな状況では十分に餌がとれず、旅が遅れて幼鳥と一緒に行動しているのかもしれません。

通常ならば、成鳥は幼鳥よりも先に渡りをはじめているはずですもんね。


実は、一昨日も同じように片足欠損のミユビシギ成鳥も確認されています。連日で目撃するほど、足を負傷する個体が多いということなんでしょうか。


釣り糸などのゴミが原因とも考えられるため、より多くの釣り人たちに現状を知ってもらい、マナーの向上を訴え続けなければなりません。そしてもちろん、ゴミ拾いも。


みなさん、ゴミはちゃんとゴミ箱に捨てましょう。。。


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